お客様に聞いた事例を紹介
水道修理の悪徳業者に注意!誇大広告、時間稼ぎ、電話誘導の手口
先日、水道修理を依頼した際に、悪徳業者と思われる業者に遭遇しました。
ウェブサイトには「3,000円〜」と記載されていたため、軽い水漏れなら安く済むと思い依頼しました。
しかし、実際に家に来て見積もりをしたところ、キッチンの水道管(Φ20)の修理で135,000円という高額な金額を提示されました。
「3,000円〜」という表示との乖離に不信感を覚え、理由を尋ねると、「これはあくまで最低料金であり、実際の修理費用は水道管の太さや作業内容によって大きく異なる」という説明を受けました。
納得がいかず、他の業者にも見積もりを依頼しようとしましたが、業者は「30分以内に到着する」と約束したにも関わらず、実際には3時間半も遅れて到着しました。
その間、30分ごとに事務員から電話があり、「修理の進捗状況を確認したい」「他に依頼している業者はないか」などと尋ねられました。
これは、私が他の業者を探すのを妨害するための時間稼ぎだと思われます。
結局、業者の到着が大幅に遅れたため、他の業者を探す時間もなくなり、仕方なくその業者に修理を依頼することになりました。
しかし、修理後も納得のいかない点がいくつかありました。
まず、修理費用が相場よりも大幅に高額であったことです。
事前にインターネットで調べた相場では、同様の修理でも数万円程度で済むはずです。
また、修理の仕上がりも決してきれいとは言えませんでした。
水道管の接続部分に隙間が見られたり、水漏れが再発したりするなどの問題がありました。
業者に問い合わせても、「これは追加工事が必要になる」などと言われ、さらに高額な費用を請求されそうになったため、それ以上は関わらないことにしました。
今回の件で、水道修理業者の中には悪徳業者が存在することを知りました。
彼らは、
- 誇大広告: 実際にはごく一部のケースにしか適用されない低価格を宣伝し、消費者を誘引する。
- 時間稼ぎ: 到着時間を大幅に遅らせ、消費者が他の業者を探すのを妨害する。
- 電話誘導: 事務員が電話で消費者を誘導し、高額な修理契約を結ばせる。
といった手口を使うようです。
特に、
- 「3,000円〜」
- 「30分以内に到着」
といった言葉には注意が必要です。
これらの言葉は、消費者を安心させ、警戒心を解かせるための常套句です。
もし、このような業者に遭遇した場合は、
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 見積もりは必ず書面で受け取る
- 見積もりの内訳を確認する
- 相場を把握しておく
- 即決しない
- 契約書の内容をしっかり確認する
- クーリングオフ制度について知っておく
- 消費者センターなどに相談する
といった対策を講じることが重要です。
悪徳業者は、消費者の無知や焦りにつけ込み、不当な利益を得ようとします。
しかし、私たちは冷静な判断と情報収集によって、彼らの手口を見破ることができます。
今回の経験を教訓に、今後はより慎重に業者選びをしたいと思います。
そして、この経験を多くの人と共有することで、悪徳業者による被害を減らすことができれば幸いです。
水道修理トラブルを防ぐための注意点(再掲)
- 複数の業者に見積もりを依頼する
必ず複数の業者に見積もりを依頼し、金額やサービス内容を比較しましょう。
- 見積もりは必ず書面で受け取る
口頭での説明だけでなく、必ず書面で見積もりを受け取り、内容をじっくりと確認しましょう。
- 見積もりの内訳を確認する
見積もりの内訳(基本料金、作業費、部品代など)を詳しく確認し、不明な点があれば業者に問い合わせましょう。
- 相場を把握しておく
事前にインターネットなどで水道修理の相場を調べておきましょう。
- 即決しない
その場で契約せず、一度持ち帰って家族や専門家などに相談しましょう。
- 契約書の内容をしっかり確認する
契約書にサインする前に、内容をしっかりと確認しましょう。
- クーリングオフ制度について知っておく
一定期間内であれば、契約を解除できるクーリングオフ制度について知っておきましょう。
- 消費者センターなどに相談する
トラブルに遭った場合は、消費者センターや弁護士などに相談しましょう。
参考情報(再掲)
- 国民生活センター: https://www.kokusen.go.jp/
- 東京都消費生活総合センター: https://www.shouhiseikatsu.metro.tokyo.lg.jp/
まとめ(再掲)
水道修理は、生活に密着したサービスであり、誰もが利用する可能性があります。
しかし、悪徳業者は残念ながら存在します。
悪徳業者に騙されないためには、常に警戒心を持ち、冷静な判断を心がけることが大切です。
この記事が、皆様の水道修理トラブル防止に役立つことを願っています。